千葉市と四街道市でライドシェア導入というニュースが流れていました。
そもそも日本版ライドシェアはタクシー会社の管理の下、一般ドライバーによるタクシー台数の不足を補うことが目的だそうで、第1段階では東京、神奈川、愛知、京都で時間帯を指定して始まっています。
今回の「日本型ライドシェア」では、タクシー事業者の管理の下で地域の自家用車や一般ドライバーによって有償で運送サービスを提供可能となる(自家用車活用事業)。
ただし、エリアを限定した形での適用となり、まずは特別区・武三(東京23区+武蔵野市、三鷹市)と、京浜(横浜市、川崎市、横須賀市)、名古屋(名古屋市、瀬戸市、日進市)、京都市域(京都市、宇治市、長岡京市)の4地域が定められている。4月8日からは東京でスタートした。
また、曜日や時間帯も細かく定められており、東京(特別区・武三)と京都は平日も土日も対象だが、京浜は金土日のみ、名古屋は金・土のみとなる。時間帯も東京は月～金で7時台～10時台、金土が16時台～19時台、土0時台～4時台、日曜日が10時台～13時台などかなり詳細に設定されている。名古屋においては、金曜日の16時～19時、土曜日の0～3時などかなり短時間のライドシェア対応となる。
引用：ついに始まった「日本型ライドシェア」 タクシー不足は解消できるか - Impress Watch
千葉はこれらの地域に続く第二弾という形で、千葉市と四街道市が導入地域となっています。
千葉市でも、こと海浜幕張駅周辺について言えば、東京23区のタクシー需要とは毛色がかなり違うような気もします。
個人的に思うのは23区のタクシー需要って、公共交通の手段があるけど快適性や速さのためにタクシーを利用するイメージなのに対して、このあたりは公共交通の手段が無いラストワンマイルの徒歩圏内の代替案としてタクシー利用するイメージです。
なので、海浜幕張駅周辺は必ずしもライドシェアでなくても、他にやりようがある気がしなくも無いのですが、千葉駅周辺だと様子も違うのかもしれません。
そういえば2023年にはNTT・Docomoが次世代モビリティの実証実験として海浜幕張でAI運行バスという乗り合いバスを実験していました。
幕張新都心エリアにおける「千葉市幕張MaaS実証事業」を推進
停車スポットが決まっていて、アプリで乗車依頼を出すと、乗合バス（ハイエースくらいの車）が来て、目的の降車スポットまで他の乗客の乗降車させながら連れて行ってくれます。
当時は実証実験だったので無料で利用できたというのが最大のメリットだったのですが、個人的には「ライドシェア」よりもルート最適化された循環バスみたいなものでいいのではないかななんて思いました。
AI運行バスで感動したのは当時ベビーカーも含めて、家族でJR幕張駅まで移動できたことでした。
もちろん相乗りのため、移動時間は少々かかりましたが、歩いて海浜幕張駅まで行ってバスに乗るのか、という状況で子供や大きな荷物があったので、時間がかかってでもマンション下から幕張駅まで行けたというのはとても助かったのを覚えています。
www.kaihinmakuhari-baypark-lifestyle.com
イオンの平日無料お買い物バスもそうですが、生活圏の広い海浜幕張周辺ではライドシェアというよりは循環バスみたいなものの方が生活ニーズにフィットするのかなぁなんて思ったりしました。
makuharishintoshin-aeonmall.com
こんなこと書いておきながら、いざライドシェアが出てくると、どうせ使っちゃうんでしょうね笑笑
海浜幕張駅からベイパークまでライドシェアしようものなら、金曜日の夜なんか相乗りした人とそのまま幕張ベイパークDOCKへ直行なんて話も出てきたりして、面白そうですね！笑
また生活が便利になるといいなぁと思いながら、楽しみにしておきます。
