今回は海浜幕張から成田空港まで高速バスを利用したのでその様子を紹介したいと思います。
羽田・成田にアクセスがいいというと京急線のイメージが強いですが、高速バスを利用すると海浜幕張は成田・羽田の両空港に50分弱でアクセスできます。
海浜幕張駅 → 成田空港(NRT)
海浜幕張駅 → 羽田空港(HND)
そして今回は成田空港第3ターミナルの8:20頃発の飛行機に乗る機会があり、高速バスを利用しました。
料金
2023年12月時点では運賃は大人1000円となっています。
最新情報は公式HPをご確認ください。
時刻表
これまで、コロナの影響もあり、往復で27便ずつあったものが半分以上が運休となっていましたが、2023年12月16日から海浜幕張→成田空港で5便、成田空港→海浜幕張で3便運行再開するようです。
正確な時刻表は公式HPをご確認ください。
高速バスなので、もちろん運行情報によって到着時間は前後するのですが、時刻表を見る限り、海浜幕張駅から終点成田空港第1ターミナルの所要時間は45分程度のようです。
また、本数としては均すと40~50分に1本運行しているイメージでしょうか。
実際に乗ってみた
(写真あまり取れずでした、、)
内容が長くなったので結論が気になる方は記事の末尾までスキップしてください。
海浜幕張駅→成田空港第3ターミナル
海浜幕張駅乗り場
海浜幕張駅の乗り場は北口3番乗り場でした。
海浜幕張駅の北口を出て、眼の前に見えるロータリーの反対側になります。
2023年12月時点では、タリーズコーヒーの目の前に3番乗り場があります。
イオンモール行きと書かれていますが、屋根の部分に成田空港・羽田空港行きのバスの電光掲示板があり、「成田空港行き ◯◯:◯◯」と次の便の時間が書かれていますので、安心できます。
今回は、海浜幕張駅06:25発のバスを利用しましたが、ベイタウンやベイパークの最寄りバス停「幕張ベイタウン」から乗りませんでした。
幕張ベイタウン乗り場
幕張ベイタウンバス停
ZOZOPARKの線路を挟んで向かい側にあります。みはま病院横にあります。
バス停としてはベイタウン・ベイパークに近くてとてもいいのですが、便によっては幕張ベイタウンの後に幕張のホテルを回る場合があります。
一度各ホテルを回る便に乗ったことがあるのですが、大型バスで海浜幕張のホテルを色々と巡るので結構時間がかかります。(時刻表では26分かかる計算です。)
今回は観光シーズンを外しているのでホテルからの乗車が見込まれない、かつ一人旅でカバン1つだったので、早朝の時間を有効活用したく、海浜幕張駅から乗車しました。
(11月の平日で、海浜幕張駅6:25発は4列シートで、約半分が2人席で隣同士座っているという状況でした。)
(成田空港交通幕張線の時刻表を一部掲載
(注:最新の情報は公式HPをご確認ください。))
便によってはホテル街を回らず、幕張ベイタウンの次が海浜幕張駅というルートもあります。
基本的には幕張ベイタウンから乗車するのがいいのですが、早朝便で身軽だったこともあり、今回はイレギュラーで駅から乗りました。
乗り方
バスは時間通り運行するかという点や、満員だったらどうしようという点で不安になるものですが、成田空港行きの高速バスは乗車予約ができません。
そのため、来たバスで運転手に運賃を払います。(Suica対応でした。)
乗車券の購入方法
成田空港行きはご乗車時に現金、ICカード、回数券にてお支払下さい。ご予約は承っておりません。ただし、20名様以上の団体でご乗車の場合は、あらかじめ下記へご連絡下さい。
成田空港交通幕張線公式HPより
成田空港第3ターミナル降車場
やはり早朝は高速道路も順調で時間よりも少し5分ほど早く着きました。
しかし、第3ターミナルはバス降車場も少し遠く、簡易屋根の下を通り、歩道橋を上がり、空港の中に入ります。
地面には陸上トラックの導線があるのでわかりやすいですが、バスを降りてから5~10分かかります。
そして、LCC専用ターミナルということで、朝の時間帯は便が集中しているのか手荷物検査まで混んでいました。
自分が行ったときは、下の写真にあるチケットゲートまで10分くらい並んでいました。
(荷物のチェックインがある場合には更に時間がかかります。)
結局搭乗ゲートについたのは7:30分ごろだったので、身軽で手荷物なしでも海浜幕張駅出発時刻から最短で60分以上はかかる計算です。
今後は高速バスに乗る場合(LCC第3ターミナル利用)、最低でも40分前くらいに着くバス、余裕を持って60分前着のバスに乗車した方が良さそうだなというのが私の肌感覚です。
成田空港第3ターミナル→海浜幕張駅
帰りについてです。
自分は急いでいた関係で、バス出発時刻1分前にバス乗り場に走って行ったのですが、チケットがなく結果的に乗れずに、約1時間後のバスまで待つ羽目になりました。
飛行機の到着が遅れる
私の飛行機は17:00到着予定だったので、成田空港第3ターミナル17:25発に乗れるかなぁと目論んでいました。
しかし飛行機の出発が遅れてしまい、成田着も遅れてしまいます。
成田空港から電車で海浜幕張まで帰るのも乗り換えなどが億劫で、どうしてもバスに乗りたく、17:25発を逃すと次は18:15で50分後、、、
ソワソワしながら駐機場まで待ちます。
結局機体を出たのが17:15。。。出発10分前。
10分は無理か?と思いながら、LCCなので、タラップを降り地上を走ります。
前方の席に座っていた方々を通路の隅から駆け足で抜いて走りました。
(身軽かつ、1人だからできましたが、連れがいたらむずかしいですね。。)
預け荷物もないので、荷物受け取り場もすっ飛ばして、出迎えエリアに出ます。
このとき17:22。あと3分。
THE 絶妙。
ブログの記事にもしたいし、と下心が出ます。
走りながら写真を撮る。笑
出迎えエリアに出ると、看板でバス乗り場の表示があるので、そのまま直進して屋外に出ます。
すると、目の前から左手にかけて高速バス乗り場が広がっています。
幕張線のバス乗り場の10番乗り場(2023年11月時点)は屋外に出て左手奥の方です。
左を向くと、奥の方に1台だけバスが、、、あれだ。。。。
走って10番乗り場に到着しました。
ついた時間が17:24。
結局バスには乗れなかった
ここまで頑張ったのですが、残念ながらバスには乗れませんでした。
理由はバスのチケットを持っていなかったからです。
乗車券の購入方法
成田空港発の乗車券は、当日、成田空港各ターミナル到着ロビーバス乗車券カウンターにてご購入下さい。回数券ご利用のお客様も、乗車券との引き換えをお願いいたします。
※22時以降の便をご利用の場合は、直接バス乗り場へお越し下さい。
成田空港交通幕張線公式HPより
そもそも、「時間に余裕を持ちましょう」と言われればそれまでなのですが、空港高速バスのトリッキーな点は、「行きは予約不可、バス乗口で直接搭乗申し込み」なのに対して、「帰りはターミナル内のバス乗車券カウンターで支払い、チケット発券が必要」とのことです。
次のバスまで50分時間を潰すため第2ターミナルまで歩き、食事を済ませて次のバスに乗った
バスに乗れなかったので、次のバスを待とうにも、第3ターミナル到着口は何も無いので、第2ターミナルまで15分ほど歩きます。国際線の到着口のようで、「YOUは何しに日本へ」の取材クルーも居たり、都内までの出方が分からず右往左往するYOU達がたくさんいました。
そんな中、第2ターミナルで次のバスの乗車券を発券し、出発口まで上がり、待ち時間に夕食を取ることにしました。
そして時間通り、次のバスに乗りました。
平日でしたが、第1ターミナル出発時には4列シートで2人がけの相席が2~3割発生している様な状況でした。
(夕方の帰宅時間帯でまだ座れる状況なら、チケットカウンターだけで発券管理せず、バスの乗り口でも対応すればいいのに、、)
第1ターミナルではバスの運転手が乗車サポート員に「カウンターにギリギリまで発券しないように強く言ってください!」と怒っていたのが聞こえたのですが、そもそもチケットカウンターでの発券制を止めればいいのでは?とも思えましたが、そういう仕組なので仕方ありませんね。
海浜幕張駅降車場
なお、成田空港から海浜幕張方面の便では、海浜幕張駅下車がメッセ・アミューズ・モール側面と乗車場とは異なりますのでご注意ください。
幕張ベイタウン降車場
帰りは疲れていたので、幕張ベイタウン降車場(幕張ベイパークの線路沿い)で降りました。
無事家に帰れてホッとしました。。
結局のところどうすればいいか
ちょっと色々とあり興奮して長々と書いてしまいましたが、伝えたかったことは以下の点になります。
- 成田空港交通幕張線公式HPで運賃・時刻表・乗車場所などの最新情報を確認。
- 幕張ベイパークからの移動であれば「幕張ベイタウン」バス停利用。
- 行きはバス停にてバス乗車時に支払い、一方空港からの帰りはチケットカウンターでバス乗車券の発券が必要!
- 国内線預け荷物無しでも空港には最低40分前、余裕を持って60分前到着のバスを選ぶのが無難な印象(注: ばすとりっぷによると、国内線に乗る場合「搭乗時刻の約20分前までに保安検査場を通過する必要があり」、「飛行機に乗ることに慣れていない人や初めて訪れる空港の場合は1時間前くらいを目安に手続きするのが安心」、とのこと)。
- 成田空港から海浜幕張に帰宅の場合は、預け荷物がなくても到着後30分後以降に出発する高速バス搭乗の計画が無難な印象(タイミングが合わなければ第2ターミナルで時間つぶしという手段も)。
もちろん、個人の見解ですし、道路状況による遅延などもありますので、最新かつ正確な情報は公式HPでご確認ください。
以上、Bon Voyage!