千葉街道(国道14号)を走っていると、イオンは入っていないのにイオンの看板が出ているショッピングセンターが目に止まります。
「イオンタウン幕張西」です。
こちらは、国道14号のドン・キホーテ前にあります。
こちら、「イオンタウン」で敷地内には「幕張病院」があります。
イオンタウンは2021年に開業し、幕張病院は遅れて2022年に開業したそうです。
イオンとしては過去に隣接する病院との連携は実績があるそうですが、病院併設のショッピングセンターはイオンとしては初めての取り組みだそうです。
周辺には既にイオン幕張店やイオンモール幕張新都心などの大型店があるため、医療に特化して差別化を図った出店とのことで、中核店舗はイオンやマックスバリュではなく、食料品を強化したドラッグストア ウエルシアが入っています。
コンセプトは、“日々のお買い物にプラスして、医療、健康、生活支援を中心に、人と人をつなぐ地域のコミュニケーション拠点「ウエルネスタウン MAKUHARI」”だそうで、イオンタウン内には、ドラッグストア、クリニックモール、フィットネスのカテゴリテーマがあります。
病院と商業棟は別々ですが、2階で繋がっています。
商業棟には1階にウエルシアが入り、2階にジムやクリニックなどが入ります。
このイオンタウン幕張西は、基本的に地域の食料品・医療ニーズに対応する施設なので、わざわざ遠くから訪れることは無いのかもしれません。
個人的には、24時間利用できるジム エニタイムフィットネスの最寄りがここに入っているのでちょっと気になってはいました。
こちらのウエルシアでは、薬の調合ロボットや、花王の洗剤の量り売り、ウエルシア独自の焼酎の量り売りコーナなど、このあたりでは目新しいサービスもあるようです。
幕張病院は一般病床ではなく診療病床が180床で、療養が中心の病院なのですかね。
外来では内科の診療もあります。
病院概要
当法人では、令和4年8月に「幕張病院」を開設することとなりました。
病院の特徴としては、内科療養病棟(180床)、リハビリ機能等を準備し、回復期及び慢性期(高齢者)の患者様受け入れが中心となります。
また、内科の外来診療も予定しております。
一方で、イオンタウンの中にも内科を標榜しているクリニックもあり、なんかバッティングしている様な気も。。。
この「ウエルネスタウン マクハリ」のコンセプトは、素人目にはわからない何か狙いがあるんでしょうね。
駐車場に停めてある車の台数は多く見受けられるので、来客数は多いようです。
ただし、イオンタウンは混雑していないこともあるので、もしかすると病院側の来客者かもしれません。
こちらの記事でも紹介していますが、幕張は本当にイオンがたくさんありますね。
以上、イオンの新しい取り組みについて、参考になれば幸いです。
参考資料:
- 「イオンタウン幕張西」オープン。6階建180床の病院併設 - Impress Watch
- 病院併設の「イオンタウン幕張西」開業。調剤ロボ薬局と食充実のスーパー - Impress Watch
- 幕張に新たな医療モール イオンとウエルシア [千葉県]:朝日新聞デジタル