あけましておめでとうございます!
元旦に千葉市中央区の千葉神社に初詣に行ってまいりました。
海浜幕張に住みはじめてから、千葉神社や稲毛浅間神社、検見川神社など、色々と行ってみてたのですが、今のところ1年に少なくとも1度は我が家がお世話になっているのが千葉神社です。
そんな千葉神社の初詣について記事を書いてみました。
千葉神社について
「妙見本宮 千葉神社」は厄除開運・八方除の妙見様の御本宮です。
1590年まで約470年にわたり、下総国を中心とした房総半島北部を支配していた関東の名族といわれ、千葉の地を納めた千葉氏が、代々一門の守護神として崇めていた北極星の神様をお祀りする総本宮です。
参考:千葉市:千葉氏ポータルサイト 千葉氏の歴史、千葉市初詣ガイド | 千葉市観光協会公式サイト/千葉市観光ガイド
千葉氏は千葉城を拠点としていた千葉の豪族ということでなんとなくイメージが付きますが、妙見様、北極星の神様、と言われると歴史に疎い私は頭にはてなマークが付いてしまいます。苦笑
妙見信仰とは、中央アジアの遊牧民が方角を確認するために北極星を神として信仰していたものが、中国の道教などの星信仰と合わさりできた信仰で、七世紀頃に渡来人により日本(特に天智天皇以降に渡来人を強制的に移住させた関東)に伝わったそうです。
妙見信仰について
妙見(みょうけん)は仏教と一体化して妙見(みょうけん)菩薩(ぼさつ)とも呼ばれました。その起源は中央アジアの遊牧民の北極星信仰といわれ、それが中国で道教(どうきょう)や仏教を取りこみ、やがて日本に伝わりました。妙見は、天空から人を見守り、方角を示し、人の運命を司る神として信仰されました。
(中略)北条氏に上総千葉氏を滅ぼされ、その領地を奪われた千葉氏が、この危機を乗り越えるため、妙見を軍神とすることで一族の団結を図ったためと考えられています。
参考:妙見菩薩と信仰 | 真言宗智山派 円泉寺 埼玉県飯能市
そんな妙見信仰の本宮ということで、厄除け方位除けや様々な厄災から護っていただこうとご利益を賜るため訪れる人が多いようです。
千葉神社の初詣
千葉神社の初詣には毎年三が日に約70万人が訪れる人気スポットです。
千葉の守護神である当社千葉神社には、毎年三が日に約70万人の方々が関東一円より参詣されます。
この際、妙見様の御神徳の発現により、各人の運気の守護や好転、方位・家相・建築に関する災禍の消除、悪神の八方からの侵入による貧・病・争の消除などを願う方々が、三年詣りの厄年祓・星厄消除・開運招福・八方除・方位除、さらには家内安全・商売繁昌・交通安全などの御祈願を受けるべく、多くの方々が殿内へと昇殿されます。
また摂社・千葉天神においても、公立・私立を問わず小学校・中学校・高等学校・大学への入学試験や、弁護士・会計士など各種資格試験に向けて、受験合格祈願をお受けになる方が近年大変増えております。
引用:初詣 | 神事 | 厄除開運・八方除の妙見様の御本宮 千葉神社
2009年のデータで少し古いですが、神社人のHPによると日本の神社初詣参拝者数ランキングが掲載されていて、約320万人が訪れる東京の明治神宮を筆頭に、大規模参拝神社の20位に千葉神社がランクインしています。
場所
千葉市中央区院内にあります。
電車で行く場合、JR千葉駅からは徒歩15分弱(約1km)です。
場所は千葉市中央公園や旧パルコの近くなので、それ程歩くのが大変な距離というわけではありません。
車で行く場合は、海浜幕張駅からは10km、約20分です。
ですが、専用駐車場は無いため、近隣の有料駐車場を探す必要があります。
千葉神社には無料駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用願っています。
有料駐車場は徒歩5分圏内に約500台、徒歩10分圏内に約1000台あります。
引用:交通案内 | 厄除開運・八方除の妙見様の御本宮 千葉神社
参拝日にもよりますが、三が日の初詣期間中は近場(徒歩5分圏内)は基本満車のイメージです。
入れ替わりで入れればラッキーといった感じなので、天気に恵まれていれば徒歩5~10分の駐車場を最初から狙って行ったほうが、駐車場難民にならずスムーズかと思います。
開門時間
通常、千葉神社は6:00に開門し、18:00閉門します。
夜間は立ち入りできません。
しかし、大晦日は閉門せずに夜通し参拝を受け付けていて、元旦以降は基本的には6:00~18:00で1/4までは状況に応じて閉門を延長するそうです。
年明け以降の変更点・注意点について
参拝 6:00開門~18:00閉門を基本に、1/4までは閉門時刻を延長します
正確な情報は千葉神社の公式HPをご確認ください。
(下記添付は令和6年(2024年)のURLです。)
初詣の様子
千葉神社に元旦初詣は初めて行きましたが、はやり人が多かったです。
千葉神社横の千葉氏通町公園に参拝のための行列ができています。
元旦の昼過ぎに行きましたが、参拝まで約1時間待ちでした。
最後尾の札を持ったスタッフの方が居るので、比較的わかりやすいです。
そして公園内で列が折り返し、屋台がある方などもくねくねと抜けて、やっと千葉神社に入れました。
さい銭での参拝だけでしたが、ご祈願などで訪れている人も居て、中にはいったりと賑わっていました。
境内の様子
境内には様々な神様が祭ってあり、本殿以外にも皆さん手を合わせていました。
本殿横の摂社 千葉天神は学問の神様・菅原道真公を御祭神とする御社で千葉県内最大の天神様のお社だそうで、受験生らしき学生が多くいました。
また末社(本社に付属した神社)が並んでいて、それぞれの立て看板で「姥神さま、子育」、「三峰さま、火防せ」などご祭神と、ご神徳が書かれていて、それぞれ皆さん手を合わせていました。
また、「尊星殿」は楼門型の分霊社という神社建築では類例のない楼門と社殿の複合建築物だそうです。
中央の「福徳殿」は八方に賽銭箱があったのですが、これには各方位や、十二支、体の部分などの役割を担って守護しているそうです。
御祭神「北辰妙見尊星王」の御分霊を奉斎し、陰陽道や九星気学・風水学と関わり深い妙見様の御神徳により、方位方角・五行・十二支・人間の身体各部等の役割を、八角形に配された八つの各星宮が個々に担い守護しています。
なんにも知らずに行ってお参りしてきたのですが、後々調べると気づかない様な細部にも色々な意味があって奥深い。。。
無知って恥ずかしいなと反省しました。笑
出店の様子
千葉神社の初詣では、目の前の千葉氏通町公園に屋台が出店されます。
感覚では30店舗くらいあるのかなぁという印象です。
食べ物が多く、子供向けの屋台は射的と人形すくいくらいでした。
以前訪れた際は、三が日を外して1月前半に初詣に来たのですが、その際も出店は数店あったので、3が日だけではなさそうです。
ただし、いつまで出店が出ているといった情報は無いので、出店も楽しみたい方はなるべく1月上旬に行くのが良さそうです。
周辺スポット
周辺の千葉公園や、阿づ満庵のカツカレーなども是非訪れてみてください!
総評
やはり、この土地を納めていた千葉氏の氏神ということや、全国でも有数の初詣スポットということもあり、千葉神社への初詣は欠かせないなと、この記事を書いていて改めて実感しました。
三が日は混雑し、行列ができてしまうので、混雑しない時間や三が日以降に行くのも一案かと思います。
ただ、我が家は出店が好きなので、出店がありながらも人が減ってくる三が日後に行くほうが、今回の1時間以上の待ち時間と比べると良いのかなと思います。
以上、参考になれば幸いです!
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