海浜幕張の幕張ベイパーク(千葉市美浜区)に引っ越してきました。
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千葉の初詣:千葉市花見川区の幕張総鎮守 子守神社で初詣

 

2024年の初詣シリーズということで、幕張総鎮守 子守神社に行ってまいりました。

 

今年の初詣はどこに行こうかなとGoogle Mapで調べていると、幕張町にも立派な神社があることに気づきました。

この辺り、狭い路地が続き、なかなか行ったことが無かったのですが、正月休みせっかくなので行ってみました!

 

 

◆目次◆

 

 

子守神社について

子守神社(こまもりじんじゃ)は創建年代はわかっていませんが、千葉の豪族千葉氏の時代に、千葉氏が祈願しご利益があったことから社殿を造り、親族を神職にしたそうです。

 

当神社の創設については不明であるが、最古の記録には次のように書かれている。千葉介平常胤の四男、大須賀四郎平胤信が、父よりこの幕張の地を譲り受けて城を築いた。建久四年(1194)五月、源頼朝の命により富士の御狩場に赴く際に当社へ祈願し、良い成果が得られた。その御礼として社殿を造営し、胤信の次男、中須加神太夫平正胤をその社司神家とし、武運長久、五穀豊穣、郷中家内安全並びに氏子家内安全諸祈願をさせた。

当所、馬加城近くの本郷須賀の元社逢坂に鎮座していたが、氏子が浜辺へ移住すると共に、永正五年(1508)現在の地に遷宮した。

当社名は建速素盞嗚命(=素加湯山主弥那佐呂彦八嶋篠尊)の名から「素加天王神社」とされていた。その後、磯出神事の際に祭馬が数多く集まったことから「馬加神社」、磯出神事の役割から「子守神社」となったようである。

引用:境内の掲示より

 

幕張地区の総鎮守ということで、このあたりの土地の神様に手を合わせると言うことであれば、こちらの神社になるでしょう。

 

安産子育の御利益を授かれるそうです。

 

下総三山の七年祭りにも関わる神社です。直近の開催は2021年とのことで、次は2028年?、ちょっと見てみたいですね。

 

下総三山(しもうさみやま)の 七年祭(しちねんまつ)り

下総三山の七年祭りは、現在の船橋市・習志野市・八千代市・千葉市にまたがる9つの神社が寄り集まって行う寄合(よりあ)い祭りです。丑(うし)年と未(ひつじ)年に行われ、数えで7年目に当たることから七年祭りと呼ばれています。次の丑年は令和3年(2021年)です。
 この祭りは、安産と子育てを祈願する祭りです。参加する各神社には、出産と親族にちなんだ役割があるといわれています。

引用:下総三山の七年祭り(千葉県指定無形民俗文化財)/習志野市ホームページ

 

 

子守神社の初詣

 

三が日直後に行きましたが、4~5組ぐらいが参拝に来ていました。

 

地域の神社ということもあり、地元のご家族が訪れる程度で静かに参拝できました。

 

ただし、口コミを見ていると元旦は行列になるそうです。

 

 

御朱印や授与品などもありました。

初詣シーズンだからか、おみくじは様々な種類が出ていました。

 

 

また、樹齢200年を超すご神木の大銀杏も立派です。

 

 

 

場所

場所は幕張駅と幕張本郷駅の間にあります。

 

イオンスタイル幕張ベイパークからは自転車で約15分(3km)の場所にあります。

 

 

車では10分くらいで、一応神社内に駐車場があります。

(参拝に来ていた高齢者施設の車も止めていました。)

 

しかし周辺は昔ながらの住宅地で道も細いため、運転に自信のない方は自転車や徒歩で行かれることをおすすめします。

(車で鳥居をくぐるのは結構緊張しますね笑)

 

参拝時間

常時参拝可能で、受付時間は9:00~17:00(御不在のことがあります)とのことです。

出所:子守神社(千葉市幕張)で御朱印受けた!清い境内に惹かれた|穴場の神社とお寺へ御朱印巡り

 

力強い御朱印が人気のようですが、こじんまりした神社で、受付時間に行っても人がいない可能性もあるのでご注意ください。

 

初詣期間中の受付時間に関する案内などは無く、参拝は常時可能ですが、ご祈祷などは基本的には上記の時間を狙って伺う方が良さそうです。

 

境内の様子

 

立派な作りで、落ち着いた色合いが渋いなぁと感じました。

本殿の前に立つとどこかノスタルジックで威厳のある雰囲気に包まれます。

 

末社には天神社や稲荷神社、厳島神社があります。

 

厳島神社は小さな池を越えて行くのですが、総本社を思い起こしました。

 

また、横には錨(いかり)が置いてあり、「この船の錨は幕張の海岸が埋め立てられる以前使用されていた錨です」と書かれていて、この辺りが海岸に近かったことがわかります。

 

 

 

 

以前紹介したこちらのブログにある地理@沼津高専「ウェブ地図」を確認すると、赤丸を付けた子守神社から海岸までは少し距離があったみたいですね。

 

出所:地理@沼津高専「ウェブ地図」1945~50年頃の子守神社付近の空中写真より、一部加筆

 

また、神輿殿があり、お神輿が飾られていました。

こちらは冒頭の下総三山の七年祭で使用するものだそうです。

 

 

出店について

 

三が日直後に行きましたが、出店などが出ている様子はありませんでした。

 

 

総評

 

幕張の総鎮守(そうちんじゅ)と言われると、訪れないわけにはいかないかなぁと感じてしまうのは私だけでしょうか。笑

 

江戸から館山を繋いだ房総往還沿いにあり、歴史や昔ながらの幕張の町を感じられるいい機会なので一度は訪れたい神社です。

 

また、安産子育にご利益があり、七年祭でも子守役ということで、子供の健全な成長を祈願しに定期的に訪れたいなと思いました。

 

個人的には9月にある子守神社例大祭というお祭りも気になっています。

 

9月15日(金)~17日(日)『子守神社例大祭』子守神社周辺(幕張町)で開催【イベント】【2023】 | まくめも

 

 

以上、参考になれば幸いです。